XMは条件次第でVPSを無料で使用できるようになることを知っていましたか?
XMのVPSを利用すると、MT4/MT5を365日24時間起動させたり、取引サーバーとの物理的な距離が近くなり、自動売買での約定スピードが爆速になるメリットなどがあります。
本記事ではVPSを使用することのメリットとXMで無料で導入する方法、またデメリットまでを画像たっぷりで解説します。
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海外FXで利用するVPSとは?
はじめて海外FXをする人からすると、「VPSって何?」という状態かと思います。
そこで、まずはVPSの基本的な知識と海外FXでVPSを使うことのメリットを紹介します。
VPSは「バーチャル・プライベート・サーバー」の略
VPSは物理的なサーバーを複数の仮想サーバーとして分割し、各ユーザーに提供するサービスです。分割された仮想サーバーにはそれぞれOS(オペレーティングシステム)がインストールされ、ユーザーはそのサーバー内で自身のPCのように作業をすることができます。
- FXや株取引のEA(自動売買)を24時間稼働させる
- 複数人での開発プロジェクト遂行
- 動画ファイルを格納して、どこでもストリーミング再生
企業や個人でもVPSはあらゆるところで利用されています。
今回は、海外FXでEAをフル稼働させ、PC環境に左右されない状況を作るためにVPSを利用する方法を紹介します。
イメージとしては上図の通りです。
従来の通信方式だと自宅のPCをシャットダウンするとXMサーバーとの通信が途絶え、EA(プログラム)も終了してしまいます。
しかしながら、VPS(仮想デスクトップ)上でEAを動かすと、自宅PCをシャットダウンしても24時間365日稼働してくれるわけです。
休日を除く24時間市場が開いているFXと相性がバッチリなんだ!
海外FXの取引でVPSを使う5つのメリット
海外FX取引においてVPSを使うことのメリットを紹介します。
①24時間365日稼働させることが可能
VPSを使うことの最大のメリットは、平日24時間フル稼働で自動売買できる点です。
VPSを使わない時のEA運用は、
- 電気代が毎日掛かる
- PCの負荷が多く、買い替え頻度が増える
- PCを消すとEAは止まる
特にPCを消すことができる点はメリットしかないです。
②約定のスピードが速い
VPSを使うことで海外FXサーバーとの物理的な距離が近くなり、スリップページが小さくなります。
実際にXMの無料VPS「BeeksFX」は同じロンドン内にサーバーがあるため、物理的な距離が近く、ping値でも1/60程度の早さを出しています。
ping値の単位はmsで、値が小さいほど速く、値が大きいほど応答スピードは遅くなります。
100msで100コンマ秒で計算します。
指標時など、大きく値が動くシーンの時に約定値が滑らないことが、自動売買では有利に働きます。
③停電などのリスクが存在しない
日本国内で、地震や火事などのアクシデントでPCが止まってしまったら、自動売買も止まってしまいます。
しかし、VPSのサーバーが海外にある場合、その影響は全く受けません。
そのため、災害リスクを軽減できます。
④電気代やパソコン代の節約ができる
365日24時間パソコンをつけっぱなしでEAを稼働した際にどのくらい電気代が掛かるかを調べたサイトがありました。
MT4/MT5 を自宅PCで運用した時の電気代(実測値)│グリッドトレードシステムズ
記事によると、およそ月額200円かかるので、1年間EA運用をすると年間1200円の支出となります。
微々たる金額ですが、PCの消耗もあるので、できればPCに依存はしたくないですよね。
⑤高いレバレッジをフル活用できる
国内FXでも自動売買は可能ですが、国内の場合レバレッジは規制により25倍までとなっています。
海外FXは業者によって異なるものの、100倍~無制限までレバレッジをかけることが出来るため資金効率の点で優位に働きます。
今回ご紹介するXMは最大レバレッジ1,000倍までですが、筆者はEA運用する際は100倍程度に抑えています。
XMは無料で使えるVPSがある
通常、VPSを利用するときは自身でVPSサーバーを用意して契約をする必要があります。
費用は様々ですが、月500円~の経費が掛かります。
ありがたいことに、XMには無料で使えるVPSサービスを提供しています。
個人がEA運用をするなら、XM一択と言っているのは無料VPSが利用できる点にあります。
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スペック比較
XMが提携しているBeeks社のVPSは無料契約と3つの有料契約があります。
XMでは有料版は「ブロンズ:月額4,750円」が契約することができます。
ハイスペックになるけど、正直Beeks社の有料を契約するなら、別のVPSを契約する方が安いしお得です。
- 約定スピードが更に速くなる
- 複数同時にMT4/MT5を立ち上げて運用できる
複数のEAを同時に運用する場合は、有料VPSを契約すると良いでしょう。
無料になるための条件
XMが無料VPSとして用意している会社が「Beeks社」のVPSです。
しかしながら、無料で使用するためには以下の2つの条件を満たす必要があります。
- 口座残高が1,000ドル以上
- 毎月の取引量が5LOT以上(FX、Gold、Silver)
口座残高1,000ドルは全口座合計なので、使う予定のない口座を作り、$1,000入金だけして維持費の発生を防ぐという方法もありますよ。
XMのVPSの設定方法
ここからはXMでVPSを設定して、24時間365日完全放置プレイをするための手順を解説していきます。
XMで口座を開設していない人はまず、口座開設を先に済ませてください。
口座開設手順も解説しています。
上記の画像は無料になる条件を満たしていないため、有料VPSを紹介されています。
無料にするための条件を満たすと無料VPSでの案内画面が表示されます。
詳しくは、本記事中「無料になるための条件」を参照ください。
カウぼ~いが使用しているプラットフォームはMT5です。
使いたいEAがある、普段使っているプラットフォームに合わせて申請してください。
RDPファイルとはリモートデスクトップへの接続に関する設定が書かれてるファイルで、VSP環境を構築するのに必要になります。
この時、「このコンピューターへの接続について今後確認しない」をチェックつけておくと、毎回聞かれないので便利です。
ログイン時にコピー&ペーストができないため、メールのパスワードはメモをしておきましょう。
また、初回ログイン時にパスワード変更が可能なので、任意なパスワードへ変更しておきましょう。
執筆時は夜の21時でしたが、表示されている時間はBeeks社のサーバーがあるロンドンのAM8時になっています。
VPS側でMT4/MT5を導入する
VPS接続ができれば、いよいよEAを導入していきます。
EA導入方法はVPSを使う使わないに限らず同じなので、以下の記事を参考にVPS側で導入してください。
VPS側でMT4/MT5のアプリが無い場合は、通常のインターネット検索をするように、VPS接続中にXM公式サイトからダウンロードしましょう。
ここまでセットできれば、完全放置の自動売買が可能になります。
XMの無料VPSにおけるデメリット
メリットの多いXMの無料VPSですが、デメリットがないわけではありません。
そこで、本項目では無料VPSを使う上での注意点として、デメリットを解説します。
①条件に満たない場合、月額28ドル掛かる
XMの無料VPS(Beeks社)は無条件で無料というわけではありません。
XMのVPSを無料にする条件 | |
---|---|
条件1 | 有効証拠金額が1,000ドル以上 |
条件2 | 1ヶ月以内に往復5ロット(FX/Gold/Silver)以上の取引があること |
上記の条件に月末時点で満たさない場合、月額28ドルを口座から自動的に引かれる点は注意しましょう。
②XMの無料VPSはスペックが低い
無料VPSだからスペックが低いのでは?という指摘に対して、検証をしてみました。
シン・VPSサーバーのスペック比較表
XMのVPS | シン・VPSサーバー | |
---|---|---|
OS | 口座開設日~29日 | 10XMP/ 1 Lot |
メモリ | 1.5GB | 512MB~32GB |
ディスク容量 | 20 GB HDD | SSD 30GB~1600GB |
CPU | 1コア600 | 1コア~12コア |
他社と比較すると、HDDやCPU性能で見劣りするのは事実ですが、データセンターからの距離がXMの無料VPSの方が近いので、注文速度が早い可能性は高いと思われます。
無料VPSをおすすめしない人の特徴は以下の通り。
- 無料の条件を満たすことができない
- 複数のEA運用を同時にしたい(高スペックを求める)人
その場合の代替おすすめVPS業者は、やはり「シンVPS」が候補でしょう。
③プラン変更が途中からできない
XMの無料VPSはプラン加入すると、途中でアップグレードをしたくてもできません。
ただし、無料VPSの解約はいつでもできるため、解約後に契約をし直すことで解決できます。
④XMではサポートしてくれない
XMの場合は口座毎に専任のサポートが付き、完全日本語で対応してくれます。
しかし無料VPSに関してはbeeks社が提供するサービスのため、XMのサポート対象外になります。
別会社から契約をすることになるので、全て英語でのやり取りなど、トラブルで困るケースがあります。
手厚いサポートを受けたい場合は、有料ですが「シンVPS」をおすすめします。
XMの無料VPSに関するよくある質問
VPSは聞いたことが無い人には難しく、本項目で海外FX(XM)の無料VPSに関するよくある質問に答えます。
質問がある場合はエックス、もしくは本記事最下部にあるコメント欄でお問い合わせください。
おすすめEAのご紹介
ここでは主に、カウぼ~いが実際に試してよかったと思うEAをご紹介します。
随時試しながら更新していきます。
稼KING XAUUSD Gold Ver2
通貨ペア | #GOLD(KIWAMI) |
取引スタイル | スキャルピング デイトレード スイングトレード ポジショントレード |
最大ポジション数 | 50その他: 状況により変動 |
最大ロット数 | 10その他: 状況により変動 |
時間足 | M5 |
最大ストップロス | なし |
テイクプロフィット | 400 |
プラットフォーム | MT4 |
推奨証拠金 | 100万円(ロット0.02の場合) |
販売金額 | 20,000円 |
バックテストの結果も良好だったため、最近導入したEAです。
推奨証拠金が大きいですが、設定で0.01にすれば半分で済みます。そのあたりは運用資金と相談してください。
ほぼ毎日ポジションを取るので、面白いですね!
今後成績は、本記事でアップしていきます。
FX Spiral AUDCAD
通貨ペア | AUD/CAD |
取引スタイル | スキャルピング デイトレード |
最大ポジション数 | 50その他: 状況により変動 |
最大ロット数 | 10 |
時間足 | M15 |
最大ストップロス | 0その他: 設定可能 |
テイクプロフィット | 10その他: 設定可能 |
両建て | あり |
プラットフォーム | MT4 |
推奨証拠金 | 2,243,510円 |
販売金額 | 20,380円 |
あまり見かけないレアな通貨ペアであるAUDCADのレンジを利用したEAです。
バックテストの成績が良いので、導入してみました。
こちらも今後、成績公開をしていきます。
ドル円などと異なり、レンジになりやす通貨ペアなので長期的に安定したパフォーマンスに期待ですね!
まとめ:XMの無料VPSはEAを運用するのであれば必須!
今回の記事では、XMの無料VPSの導入方法、設定方法を解説しました。
無料VPSに接続後は、MT4/MT5でEAを動かすための設定をする必要があります。
EAの設定については、以下の記事を参考にしてください。
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