国内FXをしている人からすると、海外FXは怪しい詐欺業者ではと感じる人も少なくないのではないでしょうか。
本記事は、海外FXにおける正しい知識を得るための解説記事となります。
- 海外FXは怖いと感じる
- 出金拒否とかSNSでよく見るけど・・・
- そもそも全く違いがわからない
海外FXと国内FXは同じFXと名前がついていても、性質は全く異なります。
どちらが合うかは、その人の投資スタイルにもより、本記事を最後まで読むことで、国内FXと海外FXのどちらを選べばよいのかわかります。
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国内FXと海外FXの違い一覧
まずは、国内FX業者と海外FX業者の違いについて以下に一覧でまとめています。
比較項目 | 海外FX | 国内FX |
---|---|---|
取り扱い商品数 | 豊富:CFDもある | FXのみ |
プラットフォーム | MT4、MT5、独自 | 独自 |
信頼・安全性 | 悪徳業者もいる | 安全 |
レバレッジ | 400倍~無制限 | 25倍 |
スプレッド | 広い | 狭い |
スプレッドの広がり | 広がる傾向 | 広がる業者もあり |
ロスカット基準 | 低い: | 0%~高い:50%~ |
ゼロカット | あり | なし |
追証 | なし | あり |
ボーナス | 豪華で条件も緩い | 条件が厳しい |
入金方法 | 複数あり | 少ない |
入金の早さ | 普通 | リアルタイム |
出金方法 | 複数あり | 少ない |
出金の早さ | 1週間かかることも | 即日~ |
日本語サポート | 業者による | 問題なし |
税金の扱い | (累進課税) | 総合課税申告分離課税 (20.315%) |
おすすめ業者 | iFOREX・XM | DMMFX・みんなのFX等 |
色々な違いはあるものの、必ず覚える必要があるポイントは「税金の違い」になります。
税金面を除けば、海外FXを断然おすすめしますが業者によっては悪徳業者がいるもの事実で、海外FXを選ぶ際は安心で口コミも良い業者を選ぶようにしましょう。
海外FXを始めるのであれば断然、iFOREXをおすすめします。
29年の運営歴があり、ボーナスも豊富です!
ここからは、海外FXと国内FXをそれぞれのメリットデメリットを解説します。
海外FXのメリット・デメリット
ここでは海外FXとは何か?その基本的な情報から、メリットデメリットを実際に10年以上にわたり海外FXを利用してきた筆者が初心者にもわかりやすく解説します。
海外FXとは
海外FXとは、外国に本社を構えた証券会社が提供するFX口座のことを指し、海外FXには日本国外に拠点をおいていることによって国内FXとは異なる様々なメリットがあります。
一方で、海外に本社があるFX会社が日本法人を作り、金融庁に許可を得た上でサービスを提供している場合は海外FXに該当しません。
つまり、日本の金融庁の許可を得ている業者だけではないということです。しかしながら、金融庁許可がないから安全ではないというのは間違いです。
海外FXのメリット
海外FXにはいくつかのメリットがありますが、主に4つのメリットを紹介します。
ほかにもMT4/MT5が使える・約定力が高いなどもメリットではありますが、海外FXを使う理由は上記4つがメインです。それぞれのメリットについて詳しく解説します。
①ハイレバレッジが可能
国内FXの場合は日本のレバレッジ規制によって25倍と定められており、高い証拠金が必要となります。これは2009年に起きたリーマンショックにより多額の負債を抱えた個人トレーダーが多く発生し、2011年に改訂されました。
国内FXができた当時は国内FXでも400倍可能だったんだよ!
海外FXの場合は業者によって様々ですが400倍~無制限(1,000倍を上限としている業者が多い)となっており、少ない証拠金でも多くのポジションを保持することが可能です。
レバ25倍 | レバ400倍 | レバ1,000倍 |
---|---|---|
60,000円 | 3,750円 | 1,500円 |
国内FXの最大レバレッジ25倍では、1ドル150円のドル円を1万通貨を購入するのに60,000円必要ですが、海外FXでは数千円で済みます。
この高いレバレッジは海外FX最大のメリットです。
海外FXのトレード手法のご紹介しています。
②ゼロカットシステムで借金リスクがない
海外FXでハイレバレッジ運用をしていると、追証などの借金が怖いと感じる人もいるかもしれません。
しかし、海外FXのほとんどの業者はゼロカットシステムを導入しており、有効証拠金が一時的にマイナスになっても時間経過とともに「0円」となります。
クレジットカード入金以外を除き、借金を背負うリスクが無い点はハイレバレッジ運用を主体とする海外FXと相性が良いため、ギャンブル的なトレードを可能としています。
③取り扱い商品が多い
ほとんどの海外FX業者は為替相場だけでなく、数多くの商品を取り扱っています。
私がメインで利用しているiFOREXの場合は以下の商品があります。
- 主要通貨(先進国通貨)
- 非主要通貨(マイナー通貨)
- CFD(日経225/金/穀物など)
- 仮想通貨
- 個別株式
- ETF
本来、それぞれの証券口座を開設する必要がある商品でも海外FXの場合は口座1つで完結してしまいます。
値動きがずっと無い主要通貨でチャンスが来ないと感じれば、別の商品でトレードを仕掛けることもできます。
カウぼ~いは過去にも仮想通貨や、エヌビディア、原油など海外FXで触っていましたよ。為替だけではないチャンスが転がっています。
④圧倒的なボーナスが貰える
新規口座開設だけでなく、常時ボーナスが貰えることも多い海外FXは続けているだけでもかなりのキャッシュバックが貰えます。
また、国内FXはキャッシュバックを貰うために条件が厳しく、なかなかもらえないことも多いです。
海外FXの場合、入金するだけで50%ボーナスが貰えたりと条件が緩い点も有利です。
僕は、キャッシュバックだけで月10万円近く貰えたこともあります!
海外FXのデメリット
一方で、デメリットがあることも事実です。ここでは海外FXの主なデメリットを5つ紹介します。
日本語サポートの良し悪しや、入出金の早さなど国内FXに劣る部分もありますが、慣れればほとんど問題にならないため割愛します。
それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。
①ハイレバで損失額が大きくなりがち
海外FXはハイレバレッジで利益も大きく取れますが、損失も当然大きくなります。
特に含み損の場合、冷静なトレードができずゼロカットまで引っ張りがちになるので、含み損の時こそ自身のトレードルールを思い出すと良いでしょう。
②スプレッドが広い
スプレッドは業者によって変わりますが、総じて国内FX業者よりも広い傾向があります。
見ての通り、海外FXの方がスプレッドが広いため、国内FX口座に慣れている人は最初にポジションを保持したときのマイナス額にびっくりするかもしれません。
また、米国雇用統計などの大型指標発表時は30pipsほどスプレッドが開くことはザラで、指標前のレバレッジにも注意が必要です。
③スワップポイントが少ない
国内FXを運用している人にはスワップポイントを目的とした人もいるでしょう。
海外FXのスワップポイントは例えばiFOREXの場合は以下の通りです。
ドル円ロング | ドル円ショート |
627円 | -1549円 |
明らかにショートの方がマイナス額が大きく、ロングのスワップポイントが弱い傾向があります。
スワップポイントで運用する人は国内FX口座をお勧めします。
そもそも海外FXはハイレバ前提なので、スワップ運用とは相性が良くないです。国内FXのスワップ運用は下の記事を参考にしてみて!
④業者によってはトラブルがある
海外FX業者は数えるだけでも2桁以上存在しますが、悪徳業者も多く存在します。よく聞くトラブルは以下の4つ。
- 出金拒否された
- 故意にスプレッドを広げられ、狩られた
- 口座凍結された
- ボーナスが貰えない
新興ブローカーほど、このようなリスクが大きくなります。
私がiFOREXをお勧めしている理由は29年間、無事故だからです。次点はあまり悪い話を聞かないXMですね。
⑤税金が総合課税
最後のデメリットは税金区分の違いになります。特に海外FXを躊躇する最大の理由は税金でしょう。
国内FX | 海外FX |
---|---|
申告分離課税 税率は20.135% | 総合課税 税率は累進課税 |
国内FXの場合は、いくら利益が出ようが所得税20.135%だけで済みますが、海外FXの場合は最大45%の累進課税となります。
また、総合課税となっているため、サラリーマンの給与と合算されてしまうことで本業の税金も上がることになる点は注意が必要です。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
海外FXの税金に関しては「仮想通貨」と全く同じです。
以上、5つが海外FXのデメリットとなります。
国内FXのメリット・デメリット
つぎに国内FXについて、海外FXと同じく基本情報からメリットデメリットをわかりやすく解説します。
国内FXとは
国内FXとは、日本の金融庁の認可を得て、国内で業務を行っているFXのことを指します。
国内FXは最大レバレッジ25倍でゼロカットシステムが存在しないため、大きく値が動いた場合は追証があります。
通常FXと言えば、国内FXのことを指します。
それでは国内FXのメリットやデメリットをそれぞれ紹介していきます。
国内FXのメリット
国内FXの最大のメリットは安全性に尽きますが、利用している筆者が感じる主なメリットを4つ紹介します。
レバレッジ上限が25倍であることを除けば迷わず国内FXを利用したいレベルです。さすが日本国内のサービスですね。
ひとつずつ解説します。
①信託保全が採用されている
国内FXの場合は金融庁の指示のもと、全ての業者は信託保全が採用されています。
万が一、利用している会社が倒産した場合においても預り金は別の信託銀行から戻るように仕組みができているわけです。
海外FXの場合は、サービス終了した時点で預けているお金は没収されてしまいます。
②サポートが万全
国内FX業者は海外FX業者に比べて、サポート体制がしっかりしているところが多いです。
それもそのはずで、日本の企業で日本人を相手にサービスをしているわけですから、サポートは海外FXよりも充実しているのは当然ですよね。
③入出金がスピーディー
海外FXも基本的には入出金は安心してできますが、中には入出金が遅い業者や悪徳業者もあります。
一方で国内FXに関しては全ての業者は金融庁の許可を得ており安心して入出金ができます。また、その早さも国内FXの方が早い傾向にあります。
国内FX | 海外FX |
---|---|
入金:リアルタイム 出金:即日 | 入金:基本はリアルタイム 出金:1~2週間かかることも |
入出金方法だけは海外FXに軍配が上がりますが、速度の観点では国内FXが勝ります。
④スプレッドが狭く、スワップポイントが高い
海外FX業者のデメリットでもご紹介しましたが、比較すると国内FX業者の方がスプレッドも狭くスワップポイントも高い傾向にあります。
また、指標時におけるスプレッドの広がりに関しても、国内FXの方が狭いです。
正直、国内FX業者のサクソバンクなんかは、指標時に100pips以上スプレッドを広げたこともあり海外FXより悪い事例もあります。
普段、利用しているFX業者と比較すると良いでしょう。
国内FXのデメリット
一方で、国内FXには致命的な弱点もありますので、主なデメリットを3つ紹介します。
①レバレッジが最大25倍しか掛けれない
国内FXは25倍しか掛けれないので、大きく利益を伸ばすためには時間が掛かります。
そのため海外FXに比べると魅力が下がります。
国内FXが海外FXに比べて劣っている最大の要因はレバレッジ規制によるものです。
②ボーナスが少なく、条件が厳しい
海外FXに比べると、国内FXはボーナス(キャンペーン)額が少なく、条件もかなり厳しいです。
国内FXのボーナスの例を以下に紹介します。
上記はDMMFXのキャンペーンですが、上限は30万円と魅力的に見えるのですが、3か月以内に1,000Lotの取引をする条件が最低となっています。
レバレッジが低いこともあり、仮に10万円しか原資が無い場合はドル円1lotしか持てないので、ほぼ条件に届きません。
一方で、海外FXの場合は入金すれば取引に関わらず、入金額の50%~100%をボーナスとして貰えるため、海外FXの方が圧倒的に良いというわけです。
③追証が発生するリスク
最後のデメリットはゼロカットシステムが無いことによる追証リスクです。
例えば、2015年に発生したスイスフランショックでは、たった20分間で-41%もの下落をしており、レートが飛んだために多くの人が追証を食らいました。
このような事態は通常あまり起こらないですが、万が一にでも起きた場合、証拠金以上のマイナスを背負うことになります。
レバ25倍で運用していたら、-1025%のマイナスです。100万円の証拠金で1,000万円のマイナスを背負います。
このように国内FXの場合、証拠金以上にマイナスを背負うリスクがある点は認識しておいた方がよいでしょう。
一方、海外FXの場合は0円になるだけで、マイナスになることはありません。
海外FXと国内FXはどっちが良いの?
ここまで読んでくださった人は、「自分はどっちが向いているのだろう」と感じている人もいるでしょう。
そこで、運用目的によってどちらの業者が向いているのかをご紹介します。
海外FX業者が向いている人
海外FXが向いている人は、以下の特徴がある人です。
- 国内FXを利用したことがあり、ある程度知識がある。
- 一攫千金を狙いたい。
- 追証が怖いので、安全にトレードしたい
- ボーナス(キャンペーン)を使ってトレードしたい
カウぼ~いは高いレバレッジを活かして、一攫千金のために海外FXを利用しています。
また、海外業者の中にはスワップフリーを提供している業者もいる点は海外FXならではです。
国内FX業者が向いている人
国内FXが向いている人は。以下の特徴がある人です。
- FXをしたことが無く、これからチャレンジしたい
- 税金が高くなるのが嫌だ。
- スワップポイント運用したい。
カウぼ~いが国内FXを利用しているのはスワップポイントが目的だよ。
海外FX業者を選ぶときの注意点
ここまでの内容で、海外FXに興味を持った人もいると思いますが、いきなり始める前に注意点を説明します。
魅力のある海外FXは詐欺も多く、気を付けなければいけないからです。
新興ブローカーはやめておけ
SNSなどでは、高額なボーナスを餌に集客している海外FX業者も多くいます。
設立やサービス開始が新しい新興ブローカーは避けましょう。
どんなリスクがあるかわかりませんよ。
口コミは徹底的に調査しろ
大体の海外FXはSNSで検索をかけると口コミが出てきます。
出金拒否やボーナスが貰えない。などの口コミがある業者はやめておきましょう。
リスクが高く、おすすめしません。
ボーナスだけに注目するのは危険
悪徳業者はほとんどの場合、高額なボーナスで顧客を釣っていることが多いです。
高額なボーナスに魅力を感じた場合は、一度口コミを確認するようにしましょう。
以上、3つが気を付けたいポイントとなります。
当ブログで紹介している海外FX業者は大手のみで比較的安全ですので、安心して開設できる業者です。
おすすめの海外FX業者はiFOREX
ここではカウぼ~いが実際に利用している業者を紹介します。
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iforexの特徴は以下の通り。
iforex | |
---|---|
レバレッジ | 400倍 |
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