FXを学んでいると、フィボナッチリトレースメントというテクニックを耳にした人もいるでしょう。
中には「フィボナッチは意味ない!」と断言する人もいます。
しかしながら億トレである筆者は、フィボナッチは局所的に使える最高のテクニカル手法であり、使わない手は無いと断言します。
そこで本記事ではフィボナッチリトレースメントが意味ないと言われる理由と、活用方法について徹底的に解説していきます。
- 5か月で10万円から1.2億円達成
- ダウ理論でのスイングトレードが得意
- 海外FXの他にもいろいろな投資で分散中
- 米国株、日本株は高配当が中心
- Xアカウントはこちら→カウぼ〜い
フィボナッチは理論は難しいので、どんなシーンで、どうやって使うかだけ学べばOKです。
フィボナッチとは?なぜ意味ないと言われるのか
FXにおけるフィボナッチとは、「1:1.618」という黄金比率をチャートに組み込み、その後の動きを予想するテクニカルな分析方法です。
この黄金比とは、フィボナッチ数列によって導き出せる形状のことで、自然界でもたびたびよく登場します。
- ひまわりの花の形状
- ミロのヴィーナス
- 人体の構造
自然界と人体の神秘 ~フィボナッチ数列、黄金比から見る~ | フォレスト呼吸器内科クリニック町田
上記のリンクでは、世の中に存在するフィボナッチ数列の実例を紹介している記事なので、読み物として参考にどうぞ。
為替の世界で使われるフィボナッチリトレースメントで覚えるべき数字は以下の通りです。
- 23.6%
- 38.2%
- 50%
- 61.8%
- 100%
- 112.9%
- 138.2%
- 161.8%
上記の数字をチャートに当てはめるだけの簡単なお仕事です。
フィボナッチは1種類だけではない
フィボナッチは多くの種類がありますが、FXで広く用いられているのは、フィボナッチ・リトレースメントです。
フィボナッチリトレースメントは急落・急騰の際に主に利用され、今後の動きを予想する指標となります。
FXの世界でフィボナッチと言えば、「フィボナッチリトレースメント」と認識しておきましょう。
- フィボナッチ・リトレースメント
- フィボナッチ・ファン
- フィボナッチ・タイムゾーン
- フィボナッチ・エクスパンション
- フィボナッチ・アーク
なんか・・・ゲームの技名みたいだね(笑)
なぜFXで意味ないと言われるのか
結論として、フィボナッチが意味ないと言われる所以は「後付け」でしかわからない点です。
フィボナッチでは「下げ止まり」や「上げ止まり」を確認して、使うのですが、リアルタイムのトレードで天低を予測して当てることが容易ではありません。
また、実際にフィボナッチ通りに動かない時も多く、外れてしまうチャートパターンもあるので「騙された」と感じる人も少なくありません。
画像のように、フィボナッチリトレースメントをチャート上に表示させてもその通りに反転することが無い場合もあります。
フィボナッチの数字はいくつか種類があるので、自身が設定した数列ではない形で相場が動いているわけです。
結論:フィボナッチは逆張りで王道のテクニカル手法
とはいえ、フィボナッチは短期的な急騰・急落の反転ポイントを探るのに必須級の逆張り手法と断言します。
フィボナッチは自然界で好まれる数列と説明しましたが、明確な理由はありません。
ですが、相場でフィボナッチを参考にしているトレーダーが多く、フィボナッチ数列の基準価格で相場が反転することが多いので、使わない理由がないですね。
大衆が見ているテクニカルは、その基準価格で大量の売買が発生します。そのためフィボナッチを見ているトレーダーが多ければ多いほど、相場が反転するというわけです。
フィボナッチを使った勝てる逆張り手法
フィボナッチを理解したとしても、実際に使えないと意味がありません。
そこで、本記事ではトレードにおいて利益が出やすいカウぼ~い流の活用方法をご紹介します。
ダウ理論と併用して使う
フィボナッチは相場の反転を利用する逆張りテクニカル手法です。そのため、いつ反転するのか?という点を見るのにダウ理論と非常に相性が良いです。
このように急落時における波を捉える際に、フィボナッチを一緒に使うことで、どこで折り返すのかの目安になります。
ダウ理論については以下の記事を参考にしてください。
時間足は4時間以上で使う
時間軸に関しては、人によって異なります。
考え方自体は15分足でも通用しますが、カウぼ~いは4時間足以上のスイングトレードで利用しています。
下位足になればなるほど、テクニカルが効きづらい傾向になり、個人的には1時間~4時間以上をおすすめします。
一方で、週足以上の時間軸になってくると、ファンダメンタル要素も必要になるので、4時間くらいがベストと感じます。
長期足トレンドに逆らうエントリーはしない
FXにおける鉄則は月足・週足などの長期足トレンドを徹底的にフォローアップする「順張り」です。
その中で逆張りをする手法がフィボナッチです。
フィボナッチを使う上で避けたいことは以下の通り。
- 上位足が上昇トレンドの際のショート逆張り
- 上位足が下降トレンドの際のロング逆張り
上位足のトレンドに対して、急落・急騰の調整を狙うことで比較的安全に稼げます。
スイングトレードよりもデイトレードに向いている
急落や急騰時の調整をする値動きに対してフィボナッチをピンポイントに使うため、スイングトレードよりもデイトレードの方が向いています。
急落・急騰の際はボラが大きく、ポジションを取ってもすぐに戻ってくることが多いためです。
利益が出た際は欲張らず利確することも大事であると思います。
カウぼ~いはトレンドに合わせたスイングをしている中で、逆張りデイトレを同時にしています。ボラが出ているときに少しでも稼ぐためですね。
FXでフィボナッチを使うメリット・デメリット
フィボナッチを使うことのメリット・デメリットをここではご紹介します。
メリット
フィボナッチはボラが大きくなった際の反動を狙うことで短期的な目線でのトレードが可能となります。
反転する価格の目安など、水平線やダウ理論と合わせて使うことで、確度があがり根拠を以ってトレードができます。
デメリット
一方で、フィボナッチはそれだけで使うと数値通りに反転することが無いケースも多く、あくまで目安にしかなりません。
フィボナッチが意味ないと言われる理由は、上記にあります。
フィボナッチだけで使うのではなく、ダウ理論・GMMA・水平線を併用していきましょう。
GMMAに関する解説は以下の記事でしています。
フィボナッチに関するよくある質問
フィボナッチに関する使い方や疑問をここで解説します。
本記事を読んでもわからないって人はSNSやブログ下部にあるコメントでご質問ください。
まとめ:フィボナッチは逆張りで輝く手法
いかがだったでしょうか。
フィボナッチは意味ないとよく言われますが、そのほとんどが単独で使用しているからです。
短期的な逆張りにはかなり使えるテクニカル手法なので、ぜひモノにしてみましょう。
最後にフィボナッチを表示させる方法を解説するね!
番外編:iFOREXでフィボナッチを表示させる方法
どうやってフィボナッチリトレースメントを表示させるかわからないって人向けにカウぼ~いが本記事内で図解に使っていたiFOREXでの表示方法をご紹介します。
表示させたい通貨ペアを選択します。
Drawでは、トレンドラインを引いたり、任意にチャート上で線を引くことができます。
クリックすることで、直近高値と直近安値の2か所を選ぶことができます。
どこが抵抗帯となるかの目安として、表示させることができます。
表示させる方法は至ってシンプルなので、誰でも可能です。
またiFOREX以外のFX業者を使っている場合でも、フィボナッチは有名なため表示可能な業者が多いのでご自身が使っている業者を確認しましょう。
ただいまiFOREXはキャンペーン中!
海外FXを始めるなら、iFOREXがおすすめです。
\ 初回入金ボーナス最大2,000ドル! /
コメント