本記事では、FXにおけるチャートテクニカル分析の手法をすべて重要度別で紹介します。
テクニカル分析とはチャートを読み解く上で、非常に重要で、過去の値動きや相場環境から今後の値動きを予測するために用いる手法です。
相場にいるプレーヤーのほとんどが、テクニカル分析を用いてトレードしています。そのため、テクニカルを知ることで大衆がどのように考え、エントリーしているかがわかるようになります。
この記事で紹介しているテクニカル分析はカウぼ~いが実際によく使用する手法ですので、ぜひ参考にしてみてください。各手法で実際にカウぼ~いが読んで、よかったと思う書籍も紹介していますので、お時間あればぜひ。
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FXのテクニカル分析チャート一覧
テクニカル分析と言っても、大きくは2つに分類されます。
1つめの「トレンド分析」は過去から現在までの相場のトレンド(方向性)を分析し、将来的な値動きの方向性を予測することです。2つめの「オシレーター分析」は相場の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するテクニカル分析手法です。
主にトレンド分析はトレンドフォロー(順張り)に使われるのに対し、オシレーター分析は逆張りや利確ポイントの設定に使用します。
本当に使えるトレンド分析:全7種
ここではカウぼ~いがよく使用しているトレンド分析を紹介します。
一つの手法に限らず、いくつかを併用することで勝てる可能性が抜群にあがりますよ。
ローソク足:重要度★★★★★
ローソク足とは、始値(OPEN)、高値(HIGH)、安値(LOW)、終値(CLOSE)の4本値の値動きを時系列に沿って表示したものです。FXのテクニカル分析で最もよく使われます。
私の場合は相場の反転を捉えるために必ず確認します。
上昇時の大きな上ヒゲ、下落時の大きな下ヒゲはチャンスです。
ローソク足は酒田五法(引用:マネックス証券)を学ぶべきです。以下の書籍が中級・初心者向けの良書でおすすめです。
移動平均線:重要度★★★★★
移動平均線は価格平均を線で結んだ価格トレンドを見るためのテクニカル手法です。FXに限らず、相場商品であれば全てに応用が効き、必ず押さえなければいけないテクニカル。
移動平均には以下の種類があります。
・SMA(単純移動平均線):中長期トレードにおすすめ
・WMA(加重移動平均線):トレンド転換が早めにわかる
・EMA(指数平滑移動平均線):短期トレードにおすすめ
・GMMA:EMAを12本表示させたもの
移動平均線は、正直どれを使っても構いません。個人的にはEMAもしくはGMMAを使うことが多いです。
【カウぼ~いの設定】
5日/26日/75日/200日
設定する時間軸によって、移動平均線は異なるのですが短期~長期までを見るために、上記の設定にしています。
正直、移動平均線だけで戦える優秀なテクニカルです。
GMMAに関しては以下の記事で解説しています。
「FXの基礎と移動平均線の真実」は過去のバックデータから検証しているので、面白かったです。
トレンドライン・水平線:重要度★★★★
トレンドラインは過去のチャートから、抵抗線・支持線を可視化するために使うテクニカル分析です。
自分で線を引く必要があり、どこで引くかが重要となってきます。トレンドラインの場合は前回安値・高値の2か所を引けば良いかと思います。
一方で、水平線の場合はレンジアウトを確認するために引く線です。
上記のように、前回安値・高値に線を引くことでサポート・レジスタンスが可視化することができます。
水平線を背にロング・ショートをすることで、損切りの値幅が小さくなるのでおすすめです。水平線をダマしで超えられてしまった損切りすればよいので、損失も100pips以内に収まります。
トレンドライン、水平線に関する良書を紹介しておきますね!
トレンドラインや水平線を引く際に、ダウ理論を使用するとさらに勝つ確率があがります。ダウ理論はかなり使えるテクニカル分析ですので、ぜひ取り入れてみてください。
ボリンジャーバンド:重要度:★★★
ボリンジャーバンドとは、相場の振れ幅(ボラティリティ)を過去の価格から測定し、統計学的な観点から価格の変動範囲を予測するテクニカル指標です。
カウぼ~いは主に「逆張り」で使用します。また、大きく短期で上昇した場合はボリンジャーバンドを突き抜ける時があるので、その際の逆張りなどにも使ったり。
ただ、注意したい点は「強いトレンドが出ているときは有効ではない」という点です。レンジ相場に強いテクニカル手法です。
こんな感じで強いトレンドが出ているときは、+2Θ~+3Θの間で上昇・下落をし続けます。終焉を迎えたかどうかはトレンドラインを引くとわかりやすいですよ!
必須のテクニカル手法ではありませんが、レンジ相場には使いやすい分析方法です。
MACD:重要度★★
MACDは、2本の移動平均線を使い、売買のタイミングやトレンドを見るテクニカル指標です。
MACDはボリンジャーバンド同様に、相場のトレンド転換が見やすい分析方法で、どこで利確するべきか。どこでエントリーするべきかを感覚的にわかります。
MACDは長期足ではダマしが少ないのですが、5分足などの短期足だとダマしだらけなので、おすすめは4時間足以上で使用するのが良いです。
ボリンジャーバンドとMACDを併用することで、勝つ確率があがります。
一目均衡表:重要度★★
一目均衡表は、「相場がいつ動くか」「目標価格にいつ到達するか」など「時間軸」を重視して相場の動向を予測する点が特徴のテクニカル分析手法です。
雲と呼ばれることで有名で、雲の中に入り突き抜けるとトレンド転換が濃厚といった見方ができます。
一目均衡表は、「転換線」「基準線」「先行線」「遅行線」で構成されていますが、私が重要視しているのは「転換線」と雲(先行線、遅行線)だけです。
雲をレジスタンス・サポートでトレードする人も多く、割と使える分析手法です。
フィボナッチリトレースメント:重要度★
フィボナッチリトレースメントとは、上昇相場における押し目や下降相場における一時的な戻りの目標価格を判断するテクニカル分析手法のことです。
常に活用できる手法ではありませんが、相場の急騰・急落に対してスキャルピングにめちゃくちゃ使えます。
上記の画像は2024年4月29日の円買い為替介入ですが、どこまで戻るかの目途がわかります。
基本的な考え方は「23.6%」「38.2%」「50%」「61.8%」「76.4%」「100%」の順で抵抗があり、23.6%を超えたら次は38.2%まではすんなり行くことが多いといった見方ができます。。
なぜこの数値かは難しいので語りませんが、多くの人がこの%を参考にしているので抵抗線になりやすいポイントになるわけです。
一応、書籍も紹介しておきますが、フィボナッチを使うシーンはそこまで多くはありません。
以上、7つのテクニカル分析手法のご紹介でした。
FXに限らず相場でエントリー・利確ポイントを探すときは最低限「ローソク足」「移動平均線」「トレンドライン・水平線」はマスターしましょう。
オシレーター分析:全3種
次にトレンド分析と対をなすオシレーター分析ですが、トレンド分析ほど重要ではありません。
簡単に説明すると、相場の「買われすぎ」「売られすぎ」などを可視化して、過熱感から相場判断するための手法です。
オシレーター分析に関しては、あくまで参考程度という使い方がほとんどですので、関連する書籍は紹介しません。
ストキャスティクス:重要度★★★
ストキャスティクスはトレンドがない相場で売られ過ぎ、買われ過ぎを判断する逆張りのテクニカルツールといえます。
見方が難しいと思う人も多いかもしれませんが、ざっくりと以下を覚えておけば良いです。
①「%D」が80%以上なら買われすぎ。20%以下なら売られすぎ
②「Slow%D」と「%D」が交差したタイミングが相場転換のサイン
③高値・安値更新しているのにも関わらず、ストキャスティクスが動かない時は相場の天底
この3つを理解しておけば良いです。
注意点は強いトレンドが出ているときは、%Dが80%以上・20%以下に張り付きますので、機能しないことが多いです。
あくまでレンジ相場の逆張り手法として活用するのが良いですね。同じくレンジ相場で大活躍のボリンジャーバンドと併用すると信頼性が上がります。
RSI:重要度★★
RSIは価格の上昇の強さを数値化した指標です。
RSIも逆張りや利益確定のポイントなどを探るときに使える手法で、難しい計算方法はさておき以下のポイントだけをおさえておけば問題ありません。
・RSI70以上は買われすぎ。30以下は売られすぎ。
・高値安値更新したにも関わらず、RSIの数値が更新されない場合は相場転換の可能性あり
ボリンジャー、ストキャスティクス、RSIの3つは逆張りに使える3つの神器と覚えておいてください。
各3つの分析方法共通ですが、強いトレンドが出ているときはRSIも天底に張り付きますので、その点は注意が必要です。
ピボット:重要度★
ピボットは前日高値、前日安値から当日の値動きに関して抵抗となる価格帯を示すものです。
サポート:S3~S1
ピボットポイント
レジスタンス:R3~R1
それぞれの価格帯で反転することも多いので、目安として日々のピボットを確認しておくのを習慣づけると良いですね。
以上、3つがカウぼ~いがよく使用するオシレーター分析です。
本記事の最下部にコメント欄を開放していますので、なんでも気軽に相談ください。
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